思えばカメラを始めた時からどこかフィルム風っぽい写真に憧れとかあったのかな。それはノスタルジーへの思いみたいなものかもしれないけど。写真を撮るということを意識し始めたのはiPhoneで撮るようになってからだと思うけど、フィルターアプリやInstagramフィルターがなかったら僕はそこまで写真にはハマらなかったと思う。
やっぱりどこかフィルム風にしたいじぶんがいたんだろうね。そんな僕がデジタルカメラからフィルムカメラへ移行するのは自然の成り行きだったのかもしれない。フィルムにしてからは当然レタッチなんてしなくていい。派手に見せることが目的じゃないから、ありのままのフィルムで切り取ったシーンがいい。個人的にもレタッチしましたという写真は好きではないようだ。
だから、つまり僕にはフィルムが性に合った。僕はそうだけど、デジタルのタッチが好きな人もいるし、デジタルだのフィルムだの関係ないという人もいる。プロじゃないから写真の楽しみ方はとにかく自由でいい。それよりも、じぶんはどんな写真が好きなんだろうか、そう考えることにすごく意味がある気がする。ちょっと人生観を揺らすような何かが。
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