やっと見つけたオールドレンズ、Summilux 50/1.4 2ndと街へ。

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Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

Leica M-Pを手に入れて以来、まずはボディに慣れようと思って、レンズは手持ちのZeiss Planar T*2/50をつけて試し撮りを続けてたんだけど、同時にずっとレンズを探してた。そして、そろそろM-Pボディの癖もわかりかけてきたので、そろそろレンズもM-Pとの相性で選んでいいだろうと、昨夜迎えることになった。それがこのズミルックス Summilux 50/1.4 2ndだ。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

ライカの中でもズミルックスはf1.4と明るい部類のレンズ。夜のスナップ撮影が増えたことでf値が明るいレンズのほうがいいなと考え始めていたし、現代的なコシナツァイスのプラナーよりもっと古いレンズを装着したほうがいい意味での揺らぎがあってM-Pとの相性はいいだろうと直感で思っていた。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

僕のズミルックスは第二世代と呼ばれる1969年に登場したモデル。このモデルからブラックペイントされたこともあり、できれば第二世代のものに12586というフードを装着したいと考えていた。そうこうしていると、出てくるんだよね、奇跡の出会いみたいに。僕がよくのぞくお店のひとつに程度のいいSummilux 50/1.4 2ndとフード12586が並んでいた。お店で試し撮りし、一日だけクールダウンして、翌日に迎えに行った。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

僕はカメラやレンズには詳しくないので、このレンズの詳しい性能や作例は他のサイトをのぞいてもらうとして、僕の感想でいうと、やはりこのレンズをチョイスしてよかったなと。僕は綿密で精密な写真が撮りたいわけじゃなくて、フィルムのような質感でデジタルでもスナップシューティングを楽しみたいと思ってLeica M-Pを手に入れた。レンズもまさに、そういう味を楽しめるレンズにしたかった。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

これはあくまで僕の感じる味の話だけど、1969年に生まれたズミルックスの描写は、現代デジタル機M-Pとの時空を超えたコンビネーションでなかなかいい味を出してくれたんじゃないかと思う。僕は好みだ。試し撮りということもあって開放付近で積極的に撮っているけど、いい具合に暴れてくれる感じが僕にはとても野性的でいい。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

僕の撮る写真はすべてJPEG撮って出しだけど、M-Pのフィルムモードとこのズミルックスのオールドレンズらしいレトロな描写が実にフィルムライクで心地いい。同じライカのレンズでも最新の現行モデルだと、そこはもっと緻密でクールに撮れるんじゃないかと思うけど、このズミルックス2ndとM-Pは僕好みの不安定さを残してくれる。それは血が通ってる生き物のように。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

これだけ明るいレンズでも僕の写真はブレるから、レンズの味なのか僕の腕の無さなのかはまだ分からないけど笑、でも、とにかく、好きだなって思った。このレンズを選ぶ時、最後は直感に頼ったけど、やっぱりカメラもレンズも最後は感覚的に選んだほうがいいと再認識した。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

手に入れたのが金曜日の夜だったから、まずは僕が近ごろ好きな夜の街のスナップに連れ出してみた。そこはデジタルだけあって、感度を気にせずどんどんスナップできる感覚は実に気持ちいい。明るいレンズをつけるとシャッタースピードも稼げるから、やっぱりナイトシューティングにはいい組み合わせだと思う。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

そして夜も明けて、愛犬の散歩を済ませたあと、ひとりM-Pとズミルックスで日中の時間帯の試し撮りにも出かけてみた。街中と違って自宅そばの自然の多い散歩道。ここでも積極的に絞り開放付近で撮ってみたけど、やっぱりいいなと思った。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

梅が咲き始めていたんで、一年ぶりに撮ってみた。綿密に絞って撮る玄人の方々からは怒られそうだけど笑、開放で撮った梅はなかなか僕好みで好きだった。ブレる、ボケるのは生きてるものの生命の証だと思ってるから、僕は絞りは出来るだけ開けて撮る。そのほうがそのレンズ独特の癖も楽しめるからね。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

日中の写真の感度はすべてISO200、ちなみに夜の写真たちはISO1600だ。デジタルの恩恵としてはこの感度を一枚ごとに変えられることは大きい。僕はフィルム撮影の癖で感度はほぼ固定で撮るけど、こうして森に入ったり、屋内で撮る時に感度を変更できることを考えると、デジタルを使う意味は大いにある。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

それと絞るとこれくらいシャープに撮れるレンズに変貌するのもまたオールドレンズの楽しいギャップ。60年ほど前に製造されたレンズとは思えない頼もしい描写を見せる。エルマーにも驚いたけど、ズミルックスもやはり最高の光という名前の由来の通り、美しい光を取り込んだ写真を現代の僕に見せてくれる。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

レンズはボディ以上に人それぞれで好みが異なると思うけど、現代のデジタルボディにオールドレンズをつけるのはやっぱり楽しい。若い人たちはこの組み合わせを積極的に楽しんでいるというのは分かる気がする。綺麗に撮るというより、想像とのミスマッチを楽しむ感覚、僕はアリだなと思った。昔のレンズたちがこうしてデジタル時代に輝きを取り戻す感じもとてもいい善循環だと思う。

Summilux 50/1.4 2nd, Leica M-P

いまLMリングアダプターも注文しているから、届いたら次はElmar 50/3.5もぜひM-Pに装着していろいろ撮ってみたい。街とエルマー、自然とエルマー。このズミルックスとどういう違いを垣間見せてくれるのか、楽しみは尽きない。ざっとSummilux 50/1.4 2ndのとりあえずの感想を綴ってみた。まだまだ使いこなしはこれからだけど、もし同じようにM型デジタルのレンズを検討してる人がいるとするなら、オールドレンズがおもしろいと思うよ。ライカの本質がエモーショナルに伝わってくるところあるから。

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