じぶんが穏やかじゃないと、ひとに穏やかにはなれない。

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僕には少し心配な後輩がいて、時間を見つけては様子をのぞきに行くんだけど、そうして会う前には大抵こころを整えられる場所に立ち寄ってから行く。その後輩はよくできたやつで、じぶんからは決して弱音は言わない。大丈夫かと聞くと「はい!絶好調です!」と言うのだけど、それがいつも少し強がりだと分かるから、僕はいつもやつの本音を引き出すために穏やかなじぶんになる必要がある。だから、仕事脳を少しぼぐすために緑の多い、風や光を感じる場所に身を置いてじぶんを少し浄化する。にんげんは想像よりは強いともいえるけど、脆いともいえる。二人っきりで会うときは脆くなっていいよと促す。すると、気のせいか少し目を潤ませてやっぱり「大丈夫っす!」と言う。馬鹿なやつだけど、こいつの面倒だけは見てやらないといけないと思う。そのためにはやつより常に僕は穏やかであらねばいけない。例えじぶんが弱音を吐きたい状況だとしても。それが先輩というもの。いくぶん僕はふるいにんげんでもある。

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