Nikon Df

きょうで僕の中ではフィルムとデジタルの境目は無くなった気がする。

アフィリエイト広告を利用しています

先週手に入れたNikon DfにAiレンズをつけて、ようやく落ち着いて試し撮りに出かけてきた。デジタルだからたくさん撮りすぎたところはあるけど、あることを確かめながら撮っていた。それは、Dfをマニュアルで撮ることで、僕の中のフィルムとデジタルの境目を忘れるというか、意識しないで撮れるかということ。何枚も何枚も撮ってみて、それは妄想から確信になった。そう、はっきりと僕の意識の中でフィルムとデジタルの境目を無くすことができた日になった。それもこれも僕にとってはこのNikon Dfというカメラのおかげ。

もちろん、写真のできというか質感はフィルムとデジタルとでは異なるのも事実。だけど、その違いも含めて「写真を撮ること」というひとつの括りの中で捉えることが、きょう、できるようになった気がするんだ。フィルム派とかデジタル派とかそういう境目なんかさして問題ではなくて、それは何種類かのカメラをその日の気分で持ち替えるように自然とフィルムやデジタルをその日の気分で替える、その程度のこと。そんなニュートラルな心持ちになれた気がする。

僕は写真保管庫としてInstagramを使っているけど、ここのところずっとフィルムの写真ばかりあげてきたけど、きょうからはデジタルの写真も混ざるようになった。ここでも特にフィルムとかデジタルとか意識しない。写真という一括りのジャンルの中でこれからはポストしていこうと思う。

思えば一度はデジイチをすべて手放して、その後フィルムと出会ってからは、僕はこれからの人生ずっとフィルムなんだろうなとおぼろげながら感じていたけど、こうしてまたデジタルと再会する日が来て、ついにはフィルムとデジタルの境目も無くなった。それもこれも、マニュアルライクに写真を撮るという”カメラとの共同作業で写真を撮るたのしみ”を体験したからだと思う。そして、それをデジタルでも具現化してくれたNikonのDfというカメラは、なかなか大したものだと思っている。NikonさんGJだよ、ほんとうに。というわけで、ささやかではあるけど、僕の中では今日という日はけっこうターニングポイントになった日。フィルムとデジタルの境目が無くなったノーボーダーの日としてね。

[amazonjs asin=”4863133863″ locale=”JP” title=”人生を変えた1枚。人生を変える1枚。”]

関連記事