いい仕事の出発点とは、だいたい無理そうなところから始まる。

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この場合のいい仕事というのは、楽な仕事という意味ではなくて、達成感のある仕事ということなんだけど。僕ないし僕らの仕事というのはアイデアとか、それを実行する能力というのを問われる。だいたいにおいて時間もない。プランを通しやすく、それを円滑に遂行することだけを考えたら、できるだけ安心感のある企画を実行したほうがいい。ただ、この仕事には送り手も受け手も心を激しく揺さぶられることはない。ただ関与しているひとたちに混乱は起きにくいし、着地点も予測しやすい。でも、それは大抵手段であって本来の目的はもっと上で、本当は誰もが本質的な課題の解決をのぞんでいる。であるなら、そこへ行こうじゃないか、茨の道へ、という人間がたまに現れる。場はすこし緊張する。それは少なくとも今のプランより心躍るけど、果たしてそんなことが可能かという空気と、それを誰がやるんだという不安。でも、男子たるもの(いや、今の時代は女子のほうが強いか)どうせやるなら多少のリスクは背負っても、世の中がざわつく成果を成し遂げたい。そして、意を決した数週間が始まる。僕の場合は大抵このサイクルの繰り返しだ笑。すべての仕事がそうだとは言わないけど、そうありたいとは思っている。で、終わってみると、だいたいにおいて最初は無理そうと感じた仕事が後の自信になっていることだけは確かだ。今日もまたそんな局面があった。そこに初めて居合わせたにんげんが「なにか新鮮でした。仕事ってそういうことなんですね」と言った。その言葉がまた僕にも新鮮で、いまこうしてブログに記憶している。

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