「ヴィヴィッド」とは何色なのか。Leica M-P typ240

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Leica M-P, Summilux 50/1.4 2nd

土曜日の朝、窓の外を見ると雨と曇りの間のような薄暗さだったので、レンズは明かるいほうがいいなと、Leica M-PにSummilux 50/1.4 2ndをつけて愛犬と家を出る。グレーな空に対して、気分は色付きでいたいとカラーで撮り始める。どうせ気分が晴れたいなら、撮影ポジションも「ヴィヴィッド」を選んでみようと思う。

Leica M-P, Summilux 50/1.4 2nd

僕がふだんM-Pで撮る時は「フィルムモード」を選択し、ポジションは「スムース」か「白黒」だ。つまりカラーで撮る時は「スムース」、こうして「ヴィヴィッド」で撮ることは過去にも数えるほどしかない。いつも自然な色合いで撮りたいと思ってそうしているんだけど、こんなグレーな空なら「ヴィヴィッド」あたりがちょうどいい具合の写真になるんじゃないかと思った。

Leica M-P, Summilux 50/1.4 2nd

見た感じ、どうだろうか。他のデジカメの撮影ポジションでいうと、Nikonなら「ビビッド」、FUJIFILMなら「ベルビア」になるのかな。でも、Leica typ240の「ヴィヴィッド」はやはりどこかマイルドな気がする。コントラストは強いんだけど、一枚柔らかいベールをまとった感じというか、少し目に優しい気がする。

Leica M-P, Summilux 50/1.4 2nd

レンズはSummilux 50/1.4 2ndの絞り開放で撮ったから、背景のボケ方は粗く(僕は好きなんだけど、世の中的には暴れると言われるのかな)渦を巻くような元気良さがあるんだけど、それでもどこか落ち着いて見えるのはオールドレンズならではの柔らかさと、このライカ流のフィルムモードが成せる仕事なんじゃないかと思う。

Leica M-P, Summilux 50/1.4 2nd

まあ同じ花のシチュエーションばかりだからどこまで参考にしてもらえるかはわからないけど、Leica typ240の「ヴィヴィッド」とはやはりライカ流の味付けがなされているということ、そしてそれは目に、本能に優しいというふうに僕は思った。そういえば、このCMOSになる前のCCD時代のM9なんかは普通に撮ってもかなりヴィヴィッド気味になると見聞きしたことがあるんだけど、どうなんだろう。

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